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移民が支えたニッポン(記者の眼)
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- TPP(環太平洋経済連携協定)を巡る議論がにわかに熱を帯びている。日経ビジネスでは11月7日号で「TPP亡国論のウソ」という特集記事を組んでいるので、詳細についてはこちらを参照していただきたい。 政府からTPP交渉への参加の是非について意見を求められた企業の担当者は「とにかく議論が性急すぎる。国がどれだけ準備をしてきたか疑問だ」と汗をかきつつ、ぼやいていた。 こうした「ぼやき」を聞いていると、私は学生時代の研究を思い起こさずにはいられない。 2008年まで大学院生だった記者は学生時代、日本における移民について研究していた。折りしも当時はフィリピンやタイ、インドネシアなど東南アジア諸国とのEPA(経済連携協定)が相次いで合意、発効しており、それに伴って人の移動の自由化について盛んな議論が起きている。

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