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「TPPに乗り遅れれば二度とチャンスは来ない」(TPP亡国論のウソ)
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- 日本のFTA(自由貿易協定)戦略の遅れに警鐘を鳴らし続けてきた早稲田大学大学院の浦田秀次郎教授。日本がTPP(環太平洋経済連携協定)参加を決断できなければ、「アジア太平洋地域の活力を取り込みつつ、この地域のキーマンとして振る舞うことができるという絶好のチャンスは二度と巡ってこない」と訴える。 TPP参加を巡る議論はちょうど1年前にも沸騰した。 浦田:菅直人・前首相が昨年10月の所信表明演説でTPP参加を打ち上げ、「第3の開国を実現する」と意気込んだが、東日本大震災の発生もあり、今年6月としていた交渉参加の判断時期を先送りした。 それ以降、政府の対応がストップしたままだったのに、またAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が近づいたからと、大慌てで議論を進めようとし、産業界や農業界などを巻き込んで大騒動になっている。

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