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発行日時: 2008-6-27 6:58

【NY市場】リスク回避の動き強まる

記事詳細
26日のNY市場は、リスク回避の動きが強まり、為替市場 はドル売り、円買いの動きが強まった。
リスク回避の動き が強まった要因は原油急伸、金融機関の信用不安の強 まり、そして自動車会社への懸念などが挙げられる。
原油は一時140ドルまで上昇、過去最高値を更新した。
リビアが減産を検討していることや、ハミリOPEC議長が 原油価格は今後数カ月で170ドルまで上昇する可能性が あると発言したことなどが材料。
買いが買を呼ぶ展開と なった。
金融機関の信用不安については、大手証券会社のアナ リストによる、シティGやメリルなどの評価損拡大による ネガティブな見通しが材料となったようだ。
アナリストによる 金融機関の投資判断の引き下げが相次いでいる。
自動車については、ゴールドマンのアナリストが投資判断 を売り推奨に引き下げている他、クライスラーの経営危機 の噂までも飛び交っていた。
クライスラーは否定している。
これらの材料に、市場は、これまでの楽観論が後退して、 不透明感が一気に復活、悪材料が重なった格好となった。
◆ドル円106円台に下落 21日線近辺へ  ドル円は朝方から売りが強まった。
原油高、株安による リスク回避の動きが強まり、米国債利回りも低下する中、 ドル円も売りが強まった。
サポートとなっていた107.50を割り込み、株式市場が下げ 幅を拡大して行くに従って、ドル円も下げを加速した。
午後になって原油が140ドル台に上昇、ダウ平均も300ドル 超に下げ幅を拡大すると、週初に付けた107.10水準をブレ イク、106円台に下落した。
きょうの下げで、このところのレンジの下限を完全に下抜 けている。
106.70/80水準に21日移動平均線があり、きょうは、この 付近でとりあえず下げ止まったものの、きょうの下げで、 完全に10日移動平均線の下に実線が来ている。
テクニカ ル的には下げトレンドが見え始めたが、ここから更に下落 し、21日線を完全にブレイクした場合、ボリンジャーバンド (21日・2標準偏差)の下限に接近することが多く、105円 も視野に入りそうだ。
◆ユーロ円、FOMC前の水準下回る 原油高・株安で市場はリスク回避の動きが強まり、為替 市場では円買いの動きが強まった。
最高値を更新し、飛 ぶ鳥を落とす勢いだったユーロ円も、今回はさすがに下落 した。
169円台から下落し、FOMC後の上昇を帳消しにし、FOMC 直前の水準である168.50/60水準を下回るとストップを発生、 一時168.00近辺まで下落している。
来週のECB理事会での利上げ観測は強く、ECB理事も 否定はしていない。
ただ、連続利上げまでは、はっきり と否定していた。
◆カナダ対ドルでも下落 米自動車の不透明感が圧迫も 原油急伸にもかかわらず、カナダは下落している。
全体 的にドル売りが優勢となったにもかかわらず、対ドルでも カナダは下落した。
カナダは原油上昇よりも米景気リスクの影響を強く感じて いたようだ。
米自動車会の社格下げや、破たんの噂が駆 け巡るなど、米自動車産業への警戒感も強まっている。
カナダは米自動車産業の基地ともなっており、影響は非常 に大きい。
カナダの製造業への影響も心配される。
ドルカナダは1.0130近辺まで上昇、カナダ円は105.30近辺 まで下落した。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=6008f981e126a1b9ffd35bbfd41b36d4 【NY市場】リスク回避の動き強まるへの外部リンク
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