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「ブラック フリースで新境地を切り開く」老舗ブルックス ブラザーズの哲学(下)(茂木崇の「タイムズスクエアに魅せられて」)
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- (前回記事「価値を認める顧客とのみ取引する」から読む) 老舗ブルックス ブラザーズが長きにわたって商売を続けることができる理由について、今回はその歴史をひもときながら考えてみよう。 ブルックス ブラザーズの創業は1818年。食料品雑貨店業のヘンリー・サンズ・ブルックスが、H. & D. H. Brooks & Co.として設立し、サウスストリート・シーポートの近くに1号店を構えた。その後、1850年にはヘンリーの息子たち4人が家業を継ぎブルックス ブラザーズに社名を変更した。 19世紀後半には、リボンで吊るされた子羊、すなわちゴールデンフリースのロゴが導入された。この子羊はブルゴーニュ地方に繁栄をもたらした毛織物を表すシンボルである。

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