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“草食系起業家”には期待できない(Money Globe- from NY(安井 明彦))
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- 「中小企業が最も多くの雇用を生み出しているのは誰でも知っている」 9月8日に米議会で雇用対策の必要性を説いた米国のバラク・オバマ大統領は、中小企業の重要性をこう力説した。オバマ大統領に限らず、雇用回復の遅れを苦慮する米国では、「雇用創出の原動力」としての中小企業に期待を寄せる声が少なくない。 しかし、どのような中小企業が実際に雇用を生み出しているのかを見極めなければ、政府による支援策は的外れになってしまう。 分かれ目は企業の規模ではなく「若さ」 雇用創出における中小企業の存在感は軽視できない。セントルイス連銀の調査によれば、1992年第3四半期から2010年第1四半期にかけて、米中小企業庁(SBA)が定義する中小企業(従業員500人未満の企業)が新たに生み出した雇用者数は、四半期平均で民間企業全体の74%を占める。

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