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中国再挑戦モスフード(坂田亮太郎のチャイナ★スナップ)
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- 本号の日経ビジネスは、世界の伸びゆく都市はどこかというテーマで特集を組んだ。ランキングに出てくる都市を眺めて、改めて感じたのは自分の知識の乏しさだった。デリーやムンバイは知っていたが、ダッカやラゴスとなると「聞いたことがある」程度。恥の上塗りになるが、中国でも知らない都市があった。 日本企業の中国進出は今や珍しくないが、その多くは日本でも有名な大都市への進出を意味してきた。消費地と見た場合、1人当たりのGDP(域内総生産)が1万ドル(約77万円)を超えた上海や北京が候補となる。生産地なら広州や深圳など沿岸部の大都市に工場を構えるのが定石だ。その意味で、2010年に「モスバーガー」を廈門(シャーメン)に出店したモスフードサービスは異色と言える。

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