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FRB、金利据え置きを決定=バイアスは原油高懸念でインフレ重視へ
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【2008年6月26日(木)】 − FRB(米連邦準備制度理事会)は前日のFOMC(公開市場委員会)で、市場の大方の予想通り、政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標を2%に据え置いた。
しかし、今後のFRBの金融政策の方向性を示すバイアス(金融政策に対する姿勢)は、前回のFOMC(4月30日)の声明文で示された、景気悪化とインフレ上昇の両リスクが均衡する中立バイアスから、よりインフレリスクを重視するバイアスにシフトしている。
金融政策決定後に発表された声明文は、景気リスクについて、「クレジット市場のタイトな状況と住宅市場の悪化、エネルギー価格の上昇で、今後数四半期は経済成長を抑制する可能性が高い」とした。

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