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「自分だけ弁当持参は恥ずかしい」(日本に暮らすムスリムの日常)
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- 前回は、最近の学校がムスリム家庭からの要望に配慮する傾向があることを紹介した。しかし学校の理解を得ることは、ムスリム家庭の教育において、最初のハードルにすぎない。その先には、同級生に受け入れてもらう問題と、ムスリムの子ども自身のアイデンティティ確立の問題がある。そしてアイデンティティの問題は、ムスリムとしての信仰心をどう育むかという問いへ行き着く。 ムスリムの親たちの中には、子どもが少しでもうまく学校生活に溶け込めるよう、弁当のメニューを給食の献立に合わせる人がいる。大久保さんの奥さんもその一人だ。 大久保麻衣ちゃんの担任をしている春日部市立正善小学校の赤塚夏子先生は次のように語る。

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