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大王製紙に見る企業の“不統治”(時事深層)
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- 大王製紙創業家の3代目が子会社から借り入れた84億円の使途は不明のままだ。同社に起きた事件は、経営者個人の問題として切り捨てられない。第三者的な立場の社外取締役・監査役をうまく活用している企業は多くないからだ。 9月16日、業界3位の大王製紙で、井川意高・前会長(16日付で辞職)がグループ会社から総額84億円を個人的に借り入れていたことが発覚した。井川氏は、佐光正義社長に促されて会長職を辞任したものの、多額の貸付金の使途は不明のままだ。井川氏の父である元社長の井川高雄・最高顧問が弁済を申し出たため業績に影響はないという。47歳の井川氏は、今年6月末に社長から会長に就任したばかりだった。 今回の騒動の原因は、一義的には、創業家3代目という立場を乱用した若き経営者のモラル欠如にあるには違いない。
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