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日本復活のカギは「グローバル」の再定義にあり(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
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- 東日本大震災から半年が過ぎました。この半年余りを振り返って思うのは、この未曾有の大災害から数多くのことを私たちが学んだだけでなく、逆に震災が私たちに問いかけたこともあるのではないか、ということです。 その1つが、「グローバリゼーションとは何か」という問いです。今回の震災では、モノ作りのサプライチェーン(供給網)が分断されました。東北地方には有力な部品メーカーの工場が集積しており、部品の供給が滞ってしまったのです。 サプライチェーンマネジメントと称して、コストと在庫の最小化、時間の短縮、さらには安定供給と効率の最大化を目指してきた仕組みにとって、大震災は大きな落とし穴だったと言えます。

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