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2010年は白菜大乱、2011年はとうがらし大乱(日本と韓国の交差点)
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- 9月になると、マンションの屋上や空き地にビニールシートを広げ、赤いとうがらしを並べて天日に干す光景をよく見かける。大都市のソウルでも同様だ。とうがらしを干して粉にして、キムジャン(キムチを大量に漬ける秋の行事)をするのだ。とうがらしの粉はキムチだけでなくチゲ、ナムル、魚の煮つけなどに幅広く使うもの。毎日の献立に欠かせない重要な薬味である。 とうがらしの粉は天日によく干したものほど味と香りが良い。値段も高い。でも最近は、大量に乾かすため専用の乾燥機に入れて回す農家が増えている。だから家族においしいキムチを食べさせたいお母さんたちは、とうがらしを買って、手間暇かけて自分で天日に干す。 ところが今年は、赤いとうがらしを並べる光景を全く見かけない。

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