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【ロンドン市場】FOMC控え、売買見送りムード
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25日のロンドン市場はFOMCでの政策金利・声明文発表を
控えて売買は見送られ気味。
ただ、欧州の金融当局者のタカ派寄りの 発言や予想ほど悪く無い英経済指標を受けて欧州通貨は買い優勢だった。
◆ポンド、底堅い動き ポンドドルは1.9745レベルまで反発の動き。
一時は1.9660レベルまで軟化していたが、英産業連盟(CBI)が 発表した6月の小売販売指数が予想ほど悪くなかったこともあり、 切り返す展開となった。
6月のCBI小売販売指数は-9%となり、5月(-14%)から改善した。
事前予想は-17%だった。
◆ユーロドル、タカ派発言受けてしっかり トリシェECB総裁のほか、トゥンペル・グゲレルECB専務理事などが インフレを懸念するコメントを繰り返したことでユーロは上昇した。
ただ、来月の利上げが意識されている中で、あまり新鮮味は無かった。
ユーロドルは1.5535レベルから、1.5605レベルまで上昇した。
ユーロ圏製造業新規受注はポジティブな結果だったが、ユーロ買いには つながらなかった。
このほか、ドイツポストバンクの買収観測が出ていたが、 報道されていた買い手側の金融機関はユーロ圏の企業だけだった。
◆ドル円、狭いレンジ内で推移 ドル円は107.80-108.05レベルで推移。
FOMCを控えて売買は見送られた。
上値では108.40-60レベルのドル売りオーダーが厚く、 下値では昨日の安値107.35レベルにドル買いが集まっていると 指摘されていた。
◆ユーロ円、ポンド円は堅調 クロス円ではユーロ円が167.70レベルから168.40レベルまで、 ポンド円は212.14レベルから213.20レベルまで上昇した。
ドル円に目立った動きが無い中、ユーロやポンドがしっかりと 推移したことがサポートとなった。
◆米耐久財受注、事前予想とほぼ一致 米耐久財受注は総合、コアともにほぼ事前予想と一致した。
このため、無風で通過した。

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