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「ゆで蛙」香港はどこまで大陸化したか(肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース)
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- 去る8月16日から18日にかけて、中国の李克強・筆頭副総理が香港を訪問した際、香港特別行政区政府は最高級の歓迎体制を敷いた。2013年3月に開催予定の全人代(全国人民代表大会)で、李氏が任期満了を迎える温家宝総理の後継者として最有力視されているため、次期国家指導者に敬意を払う意味で、香港政府は当然あるいは慣例どおりの対応をしたにすぎなかった。 ところが、李氏の香港訪問が成功裏に終わったにもかかわらず、今回の政府対応に対する非難の嵐は止まず、世論を分断させるほどの大論争に至っている。 「六四・Tシャツ」警察に連行 発端は香港大学だった。複数の世界大学ランキングで、東京大学や北京大学などを抑えてアジアトップの座を守り続けている同大学は、8月18日、訪問中の李克強・副総理を迎えて、創立100周年の記念セレモニーを行った。

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