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現地リポ:「中国のドバイ」はゴーストタウン(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
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- 中国語で「ゴーストタウン」を“鬼城”と言う。筆者は7月下旬に中国へ出張し、今や“鬼城”として世界的に名高い内モンゴル自治区の“顎爾多斯(オルドス)市”を視察してきた。 オルドス市は内蒙古自治区の南西部にあり、区都の“呼和浩都(フフホト)市”から南西へ直線距離で170キロほどに位置し、人口は194万人(2010年11月1日時点の国勢調査統計)。「オルドス」とはモンゴル語で「宮殿が多い地」を意味し、中国の重要文化財に指定されているモンゴル帝国「元」の初代皇帝「チンギス・カン」を祭る「チンギス・カン陵」がある。<注1> そのオルドスが宮殿ならぬ、空きビルや無人の住宅が多い“鬼城(ゴーストタウン)”として世界的に有名になっているのである。

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