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それでも中国は米国債を買い続ける(肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース)
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- ニューヨーク株式市場の動向をみるかぎり、2週間前に起きた大パニックは沈静化の方向へ向かっているように見えるが、高速鉄道事故の処理などの「内憂」に忙殺されている中国当局にとっては、これを契機に「外憂」もまた1つ増えるかもしれない。8月5日(金曜日)、米国株式市場の取引終了後、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の長期格付けを初めて引き下げることを発表した。 そして、週明け8日の早朝(日本時間)、主要市場の取引開始前、G7の財務省・中央銀行総裁会議は緊急の電話協議を開き、 [1]金融市場の安定を維持するための「協調行動」を取ること [2]財政赤字・債務・経済成長に関する課題に対し米欧の断固たる行動を歓迎する などの内容を盛り込んだ声明を発表した。

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