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【ロンドン市場】複数の噂背景にスイス全面高
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24日のロンドン市場は、クロス円の一角が一時堅調に推移したほか、
英HSBCがスイス金融大手のUBSを買収するとの噂もあり、スイスが
対主要通貨で上昇した。
イランとイスラエルの緊張感が高まって いることもスイスをサポートした。
◆ユーロ円、豪ドル円などクロス円の一角が上昇するも、上値重い ユーロ円は167.70レベルから168.23レベルまで、 豪ドル円は102.92レベルから103.20レベルまで水準を切り上げた。
特に材料は出ていなかったものの、株高を背景に円売りの動きが出た。
ただ、米株価先物が値を崩すと押し戻された。
◆スイス全面高 買収の噂やイスラエルとイランの緊張悪化が買い誘う ドルスイスは1.0450レベルから1.0382レベルまでドル安・スイス高推移。
ポンドスイスは英HSBCがスイス金融大手のUBSを買収するとの噂を受けて 2.0560レベルから2.0408レベルまでスイス買いが進んだ。
このほか、イスラエルがイランの核開発施設に攻撃を仕掛けたとの噂も スイス買いを誘った。
◆ドル円、東京市場のレンジを引き継ぐ ドル円は107.80-108.19レベルで推移した。
クロス円の一角が堅調に推移し円売り圧力が強まる場面があった一方で、 対ユーロやスイスではドル売りが優勢だったため、方向感が出なかった。
FOMCを控えていることで売買見送りムードも強かった。
◆ユーロドル、下値でソブリン系の買い観測 ユーロドルは1.5517レベルから1.5578レベルまで上昇した。
東京市場でソブリン系のユーロ買い観測が出ていたほか、 ユーロ円の上昇もサポートとなり、水準を切り上げた。
また、ユーロ買い・ポンド売りの動きもユーロドルを押し上げた。
ユーロポンドは0.7893レベルから0.7928レベルまで堅調に推移。
◆ポンド、弱い経済指標で押し戻される ロンドン市場の早朝、ポンドドルは1.9702レベルまで上昇したが、 英住宅ローン承認件数の減少傾向が継続したことを受けて1.9625レベルまで 反落し、往来する展開だった。
また、フィックス絡みのユーロ買い・ポンド 売りもポンドドルを圧迫した。

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