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インド人の自信「常に我々の時代なのだ」(田村耕太郎の「経世済民見聞録」)
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- 2000年の歴史の中でインドはいつも大国だった 近年、インドが注目を集めるようになったのは、ゴールドマンサックスのジム・オニール氏が有望な新興国をBRICSと名付けたレポートを2001年初頭に発表したのが契機だ。我々、先進国の人間は「インドの時代が来た」と今になって騒いでいる。しかし、当のインド人に言わせれば「昔に戻っただけ!」なのだ。 イギリスの植民地になる前、インドのGDPは世界の23%であった。元OECDチーフエコノミストの故アンガス・マディソン氏による経済史の調査結果は興味深い。マディソン氏によると、過去2000年の歴史のうち1800年つまり、その9割の間、インドと中国のGDPの合計が世界GDPの5割を超えていたという。

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