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第8話「男は男に恋をするのさ。それがビジネスの秘訣だ」(あの男の正体(はらわた))
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- (前回から読む) 「あの男はハイエナだ。死体の肉を食って肥え太るハイエナだ。 つまり、あの男は大したものだってことだぞ、房恵。 俺がハイエナってことで言おうとしているのは、そういうことだ。あの男は、ほかの人間にはできっこないことを、いとも簡単にやってのけた」 13年前のことになる。 先代の社長だった南川丈太郎が、昼間のできごとについて古堂房恵に話し聞かせていた。上機嫌なときのいつもの癖で、大声になっていた。 房恵は、南川の椅子の隣にあるソファにすわって、スリッパをはいた脚をそろえて斜めにながし、黙って聞きいっている。 「誰もがとっくの昔に死んだと思っていたブランド、墓場に放りなげられて捨てられていたブランドを取りだして、手づかみで食ってみせた。
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