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【東京市場】 ドル円108円台回復も全般に模様眺め
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24日の東京市場は、前日のロンドン市場でドル買いが強まった後、
NY市場での揉み合い水準を引き継いで取引がはじまった。
米FOMCを控えて取引を手控えるムードが強い中で、ドル円が 108円台を回復するなどドル買いの動きが先行した。
しかし、午後にかけてはポジション調整に押されてドル買いも 落ち着いていった。
日経平均は序盤は軟調だったが、後場には前日比変わらずの 水準で揉み合いになった。
また、投信の設定や、サムライ債の発行など需給面からの 円売りもあって、クロス円はじり高の動きが続いていた。
資源価格の上昇で、豪ドルが堅調、一方NZドルは景気後退 懸念もありさえない展開だった。
◆ドル円、108円台を回復 ドル円は前日NY市場の揉み合い水準107.80レベルから取引を はじめた。
投信の設定やサムライ債の発行などの円売り材料に 支えられて仲値近辺に108円台に乗せた。
その後、昼前にはストップ注文を巻き込んで108.24レベルの 高値をつけた。
午後にかけてはポジション調整に押されて108円近辺へと軟化した。
全般に、FOMCを控えて取引を手控えるムードが強かった。
テクニカルには200日移動平均に収束する動きが指摘されていた。
◆ユーロドル、1.55近辺で往って来い ユーロドルは昨日の海外市場で1.56近辺から1.54台後半へと下落。
弱いドイツIfo景況感指数や一部にはイランへの金融制裁が ユーロ売りにつながったとの見方もあった。
その後、NY市場では1.55近辺へと買い戻されて、24日の東京市場 が始まった。
序盤は1.5490近辺へと売りが入ったが、午後には 1.5520-30へと反発し、前日NY終値水準に戻して終了。
◆豪ドル堅調、資源価格上昇で 豪ドルは、原油価格が堅調なことや、豪資源大手の鉄鉱石値上げが 好感されて、資源国通貨として買いを集めた。
豪ドル/ドルは0.95ドル台前半で推移、最近の高値は5月21日に 記録した0.9650レベルだが、本日の0.95台も1983年以来の 高値水準となる。
豪ドル円も一時102.90−00レベルで取引された。
07年11月9日以来の高値水準となる。
一方、NZドルは27日発表のNZ第1四半期GDP成長が 前期比マイナスになる見込みであることから低迷した。
NZドル/ドル0.78台後半、NZドル円81円台後半での揉み合いだった。

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