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イタリアは死なず!〜インド・アフリカ・パワーでよみがえる?(田村耕太郎の「経世済民見聞録」)
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- 欧州の金融破たんが言われて久しい。ギリシャから始まったソブリン危機の連鎖はポルトガル、スペインと波及。G7メンバーでもあるイタリアまで、ただでは済まない様相を呈してきた。 6月下旬に私はナポリを訪れた。ナポリで開催されるグローバル・インディア・ビジネス・ミーティング(GIBM)に講演者として参加するためだ。一部の日本の識者は、イタリアを「緩やかな衰退のモデル」と位置づけ、日本も見習うべきとしている。だが、イタリアはまだまだパワフルである。 同時に、インドのパワーと世界からのモテモテぶりを見せつけられた。今回はイタリアのしたたかさとインドのパワーについて書いてみたい。 ダボス会議の仕掛け人の知恵 GIBMは、タタ・グループやバジャイ・オートなど、そうそうたるインドの財界人をイタリアに引っ張ってきた会合。

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