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発行日時: 2008-6-24 6:53

【NY市場】模様眺め

記事詳細
23日のNY為替市場は全体的には小動きとなった。
ロンドン時間にはIfo景況感指数など欧州の景気指標が 弱い内容で、欧州通貨売りが先行、結果的にドルは買い 戻しの状態となっていた。
ただ、NY時間に入ると、懸念 されていた原油は上昇、株式市場で金融株が下落して おり、ドルにとってはネガティブな外部環境ではあった。
しかし、売りが強まる気配はなく、一方で買い上がる 気配もなく、結局、模様眺めの状態が続いた。
明日から2日間に渡って開催される、FOMCなどのイベント を控えて、調整程度の動きに限定された印象。
◆ドル円堅調に推移 ただ108円台は重い印象 ドル円は108円手前での小幅な揉み合いに終始した。
独Ifo景況感指数など欧州の経済指標が弱い内容で、 結果的にドルが買われた格好となり、ドル円も買戻し が優勢になった。
先週末の下落を取り戻す動き。
NY時間に入って、原油に売りが強まり、一旦108円台 にのせたものの、原油が再び上昇したこともあり、押 し戻されている。
クロス円の上昇などで、下値も堅かったが、 108円台も重かった印象。
金融株は投資判断の引き下げなどが相次ぎ、引き続き 軟調な展開、楽観論も後退している。
また原油もサウジ アラビアでの消費国と産油国の緊急会議が開催された が、原油高騰に対する決め手が今ひとつ出ず、供給不 安は根強い。
この様な中、積極的に108円台をトライし ようという動きは、さすがに出なかったようだ。
ただ、先週末は、107円台前半まで下落し、107.50-108.50 のレンジを下に抜け、下げが加速するかとも思われたが、 きょうは再びレンジ内に戻してきており、上値期待もまだ 健在であることも確認された。
米2年物国債が明日の入札を控えて、調整の動きが 強まり、利回りが上昇していたことも、サポートして いる。
◆ポンド上昇 三井住友の予想以上のバークレイズへの出資報道 NY為替市場は全体的に静かな動きだった中、目立った のがポンドの動き。
ロンドン時間には英住宅価格下落 の指標やセンタンス英中銀委員のハト派な発言などで、 利上げ期待は後退、ポンドは軟調に推移していた。
英最大の不動産ウェブサイト、ライトムーブによると、 6月の英住宅平均売却希望価格は前月比1.2%下落して 23万9564ポンド(約5070万円)となり、今年に入って最大 の下落となっており、ロンドン時間には利上げ観測を後退 させていた。
しかし、NY時間に入ると、ロイター通信が三井住友FGが 英バークレイズの株式を最高4%まで取得の可能性と報 じたことで、ポンド円に買いが強まり、連れて対ドルでも 上昇、ロンドン時間の下げを帳消しにしている。
◆ユーロ下げ渋るも軟調な動き 連続利上げは期待できず ユーロドルは下げ渋ったものの、軟調な動きとなった。
ロンドン時間に発表になったIfo景況感指数やユーロ圏 PMIなどの経済指標が弱く、ユーロ圏の景況感悪化を 示す内容となった。
ECBはインフレ警戒のタカ派姿勢を 継続しており、シュタルクECB理事は雑誌のインタビュ ーで潜在成長に対するインフレの弊害を述べていたが、 きょうの指標はそのタカ派姿勢を打ち消す内容となって いる。
ユーロドルは一時1.54台まで下落したが、ユーロ円 が買い戻されたこともあって、1.55台前半に戻している。
先週末はモデル系ファンドなどテクニカル系が買いを入れ ていたようで、1.58台が目標となっているようだが、きょう は巻き返された格好になってしまった。
ECBのインフレ警戒は強く、来月の利上げはほぼ確実視さ れているが、市場が動向をうかがっている、連続利上げに ついては、きょうの指標からは期待できそうにはない。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=965b4ea7c2134e0931310ce573992d7f 【NY市場】模様眺めへの外部リンク
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