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途上国で“汚職の海”を泳ぐ(ODA削減でいいのか日本)
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- コインに表と裏があるように、ODAにも表の顔と裏の顔がある。今回はその裏の顔にスポットを当ててみたい。裏の顔とは言うまでもなくODAのダーティーな部分を指している。それは「役に立っていない」とか「無駄遣い」といった領域の話ではなく、汚職、賄賂(コラプション)という犯罪領域のことである。 ODA「悪玉論」は、そうした裏の顔に焦点を当てている。ところが、ODA分野で働く人たちは途上国のために貢献しなければという自意識が強いために、ODAのダーティーな部分を語ろうとしない。 しかし、ODAは国民の税金、また国民の資産とも言うべき財政投融資資金や証券投資などに依存しているからには、ダーティーな部分の情報を公開しないと、ODAの説明責任と透明性が失われる。

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