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据え置きと思うが
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週初恒例の今週の注目材料です。
今週は24.25日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が行われます。
結果発表は現地時間25日午後2時15分(日本時間26日午前3時15分)。
サブプライム問題の深刻化などにより 昨夏以降利下げを繰り返してきた米FOMCですが 6月12日に発表された米小売り売上(5月分)の数字が 総合、コア(変動の大きい自動車を除いたもの)ともに予想を大きく上回り、 コアに関しては昨年11月以来の伸びを記録するなど 米個人消費動向が思った以上に底堅い動きを見せていることが、 米景気減速懸念の後退につながり、 すでに実質金利マイナスとなっている状況で 更なる利下げを望む見方を一蹴しました。
その一方で、原油高などの影響を受けて 生産者物価指数(PPI)のコア(変動の大きい食品とエネルギーを除いたもの)が 1991年12月以来となる前年比3.0%という伸び率を 4月分、5月分と二ヶ月連続で記録するなど インフレ圧力が高まっている状況により、 市場では、 一転して早期の利上げが期待される状況となっています。

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