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先進国と途上国、中国が持つ2つの顔(アジア太平洋「三人行」 日中関係を語り尽くす)
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- アジア太平洋「三人行」の第2回目は、アジア開発銀行研究所(ADBI)の河合正弘所長においでいただいた。河合氏は、東京大学教授、世界銀行東アジア地域チーフエコノミスト、財務省副財務官という要職を歴任されて現在はアジア全域にわたるシンクタンクのリーダーとして活躍されている。 まずは、河合氏と中国との関わりについてお聞きした。 アジア開発銀行研究所(ADBI)の河合正弘所長 「大学生時代の1960年代後半は、文化大革命が起きていました。私自身も毛沢東の思想や中国に興味を持ちました。第2外国語として中国語を選択し、毛沢東語録を読み込み、中国の歌や京劇を学んだものです。次に中国と関わりを持った大きな機会は、1980年代後半か1990年前後に北京の人民大学で講演したことです。

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