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言論統制下、知識人の葛藤(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
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- 東京・渋谷の小シアター・イメージフォーラムで翰光監督が撮ったドキュメンタリー映画が上映されている(6月10日まで)。タイトルは「亡命」。1989年の天安門事件を契機に祖国を捨てた鄭義(作家)や高行健(ノーベル文学賞受賞作家)、王丹(天安門事件当時の学生指導者)といった14人の“亡命知識人”のインタビューで構成される。 実は作品自体はすでに昨年の同じ季節に試写会で観たのだが、天安門事件22周年の今の時期に合わせて日本で劇場公開された。最初に観た時は正直、えらく地味な構成だと思ったが、改めて観直すと、考えさせられる。やはり今年の中国の状況が「ただならぬ緊迫感」を漂わせており時節にあったテーマだからだろう。

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