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“フクシマ”が生んだ対立の火種(時事深層)
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- フランスで開かれたG8サミットは、原発の安全基準強化などで合意した。だが、その直後、ドイツが脱原発を宣言し、原子力政策を巡る対立が浮き彫りに。廃止か、推進か。深まる溝は、原発と向き合う日本の覚悟をも問いかける。 フランス北西部ドービルで開かれた先進8カ国(G8)首脳会議(サミット)は、さながら“原発サミット”とも呼べる内容となった。5月27日、G8各国は、福島第1原子力発電所の事故から教訓を学び、国際原子力機関(IAEA)による安全基準強化などで合意した。だが、その「安全強化」という当たり前の目標の陰で、原発推進国と脱原発国の対立の火種がくすぶり始めている。 「サミットに参加した国の多くは、原子力以外に代替エネルギーはないと考えている」。

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