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感情移入と大局観(明治の男に学ぶ中国古典)
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- ライバルを知る、敵の出方を知る、という意味で、われわれの参考になる事例が、昨今何かと話題の多い相撲界にあります。時は1980年代前半、大横綱の千代の富士が君臨し始めた頃のこと。ところが彼には天敵ともいうべきライバルがいました。 それが同僚の横綱、隆の里。一時期は八連敗を喫したこともあり、千代の富士は後にこんな述懐を残しています。 《あのころは、顔を見るのも嫌でしたねぇ。何をやってもうまくいかないんですよ。私がまったく違った作戦でいくと、また相手がその裏をかいてくるんです。なんか向こうのサイクルに、ぴったりはまってしまうんです。なんでこんなことまで考えてくるのかみたいな》『私はかく闘った』千代の富士貢 向坂松彦 NHK出版 以下同 では何故、隆の里は千代の富士を、これほどまでにカモにできたのか。
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