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企業は“成長しすぎない”のが長生きの秘訣(武田斉紀の「ブレない組織、ブレない生き方」)
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- 100年を超える老舗企業の96%は中小のままだった 先週のコラム『雇う側も雇われる側も、今、雇用の話をしよう』では、東日本大震災からの復興のために、まずもって雇用が必要だというお話をした。しかし震災の影響が少なかった企業にとっては、雇用は守れたとして、その先の「成長」が気になっているのではないだろうか。 突然の震災で忘れかけているが、日本がGDP(国内総生産)ベースで世界第2位の経済大国から、中国に抜かれて世界第3位になったのは、つい昨年度のことだ。GDPだけを見れば、8位(2010年)のブラジルや11位(同年)のインドに脅かされる日も遠くないだろう。戦後の焼け野原から、先達の努力によって世界第2位となり、第3位に“落ちた”国は、今後もひたすらかつての「高度成長」を求めて、新興国とも戦っていくのだろうか。

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