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最終話 企業の公共性とステーク・ホルダーの擁護(草野耕一のあまり法律家的でない法律論)
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- (前回から読む) M&Aは企業の公共性やステーク・ホールダーの擁護に悪影響を及ぼすものか。及ぼすとしたら、M&Aに備わった価値創造機能(8話参照)を損なうことなくこの悪影響を排除するにはどうしたらよいか。これらの問題を考えることが今回のテーマである。最初に、企業の公共性について話し、後にステーク・ホルダーの擁護について話す。 企業の公共性とは何か このコラムにおいて、企業の「公共性」とは、経済学で言うところの「外部性(externality)」、すなわち「市場での取引を通じることなく別の経済主体の効用関数または生産関数に影響を与えること」を意味する(※1)。この点の理解が曖昧であると公共性をめぐる議論に無用の混乱が生まれる。
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