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第10回 さあさあ、誰が私を娶ってくれるの?!〜五輪の年に「愛情招聘会」が花盛り(中国“A女”の悲劇)
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- この連載の第1回で、公園で自分の娘の略歴を書いた看板を抱えてお婿さんを募る「父母相親」(父母による見合い)の話を書いたが、なんと今度は、父母でなく、本人がブースに座ってお婿さん(中にはお嫁さん)を募る「愛情招聘会」(愛情募集大会)なるものが北京でお目見えしたということを知った。最初にこのニュースを教えてくれたのは、北京大学の張頤武教授である。ついに、そこまで行ってしまったかと、二人で心底驚いてしまった。 主催者は2003年に「婚恋交友」サイトを立ち上げた「世紀佳縁」。中国国内では、もっとも早く婚姻サイトを創設した企業だ。会員数は1200万人。主催者側の発表によれば、愛情招聘会に招聘者(募集者)としての参加を希望したのは4000名弱とのこと。

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