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第11話 敵対的買収を飼い慣らす社会を目指して(草野耕一のあまり法律家的でない法律論)
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- (前回から読む) Pickens事件の思い出 私が所属法律事務所のパートナー(共同経営者)になって最初に手掛けた「M&A案件」は小糸製作所の株式買集め事件であった(なぜM&A案件という言葉にカギ括弧を付けたかは後で説明する)。 小糸製作所は世界最大の自動車照明器メーカーであり、トヨタ自動車をはじめとする大手自動車メーカー各社が用いる自動車照明器を製造している。1989年3月末、米国の投資家T. Boone. Pickens氏はこの小糸製作所の株式約20%を取得したことを発表し、同社の経営に参画したい旨を宣言した。 87年に米国での留学を終えて帰国した私にとってPickens氏の名は記憶に新しいものであった。
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