株式や為替、先物など様々なマーケット参加者が集まる、投資家・トレーダー達の交流サイト。
ようこそ Guest:  ログイン- 新規登録  
BULL
オンライン状況
7 人のユーザが現在オンラインです。 (3 人のユーザが 最新ニュース/記事 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 7

もっと...
<< ECB(欧州中央銀行)関連 - ECB(欧州中央銀行)関連過去ニュース/記事

スポンサーリンク


発行日時: 2008-6-19 7:25

【NY市場】原油高、信用不安などでドル売り優勢に

記事詳細
18日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。
きょう 発表になったモルガン・スタンレーの決算が大幅な 減益となったことや、米地銀が融資の焦げ付きで資本 増強に迫られたといった話題から、金融機関の信用不 安が再び強まった。
原油が大幅に反発したことも手伝って、株式市場でダウ 平均が3月以来の12000ドルを一時割り込むなど、不透 明感が強まった。
米債券市場で利回りも低下する中、 米金利先高観は更に後退した印象で、ドルは売りが優勢 となった。
株式市場については、英RBSのストラテジスト が株式と信用市場の最悪期はこれからやってくるとの 見方なども出て注目を集めていた。
◆不透明感の中、信用問題再び  市場では再び金融機関の信用不安が強まってきている ようだ。
きょう発表になったモルガン・スタンレーの3-5月 期の決算が大幅な減益だったことや、地銀大手の融資 焦げ付きなどが、きょうはきっかけとなっている。
きのうは、米銀は必要な増資の3分の2を終えただけで、 貸倒引き当てや資産評価損は2009年1-3月まで続き、 今後さらに650億ドルの増資が必要となる可能性がある といったアナリストレポートが話題を呼んでいた。
また、イエレン・サンフランシスコ連銀総裁も、きょうの 講演で、金融市場の混乱は一時期より緩和の兆候は 見えてきているが、状況はなお正常ではないと述べて いる。
しかし、以前から米金融当局は金融市場の混乱はもう しばらく続くと述べており、特に目新しさはない。
信用不安 は完全な解決に至っていないことは市場も理解している だろう。
ただ、原油高騰、インフレ懸念、依然として出口 が見えない住宅市場低迷という不透明な要素も増す中で、 きょうの市場は既に承知のネガティブな信用問題に、改 めて関心を向けていたのかもしれない。
この動きが続くかどうかはわからないが? ◆ドル円は軟調な動きも、サポートラインは維持 膠着感が強まるか ドル売り優勢の動きから、ドル円は軟調に推移した。
前半は原油が下落していたこともあり、108円台は維持 していたが、株価が大幅に下落、原油も急速に上昇した ことから、売りが強まり、107円台に下落した。
ただ、下押す動きも限定的で、108.70水準でリバウンド している。
きのに引き続き市場では金融機関の信用問題 がクローズアップされていた。
以前であれば金融機関の ネガティブな話題に、急速に下げ幅を広げていたが、この ところ、この種の話題に反応が鈍くなってきている面もある ようだ。
今週に入って、売りが優勢となる場面が多く見受けられる ものの、107.50/60水準で切り返している。
一方で過度な 米金利先高観は緩んでおり、108.50水準でも跳ね返され ている。
200日移動平均線付近でもあり、膠着感も出てき ているようだ。
◆ユーロドル強い動き 再び10日線に接近 ドル売り優勢の中、ユーロドルはNY時間に入って、買いが 強まっている。
東京からロンドン市場にかけて、1.55を挟ん で上下動したが、結局、きょうの高値近辺で終え、再び10 日移動平均線(本日1.5535)に接近、完全突破できるか 注目される。
今週に入って過度な米金利先高観は後退してきているが、 一方でECBの来月の利上げは確実視されているものの、 連続利上げ期待までは強まる気配にもない。
ドル、ユーロ ともに、やや手詰まり感も出てきているのかもしれない。
なお、メリルリンチのファンドマネジャー調査によると、ドル が最も過小評価されているとの回答が66%、ユーロが最も 過大評価されているとの回答は74%にのぼっているという。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=7995d04eb253e710800e6fd0abd84b8f 【NY市場】原油高、信用不安などでドル売り優勢にへの外部リンク
スポンサーリンク


各都市の時間
東京
香港・北京
フランクフルト
ロンドン
ニューヨーク
 
トレーダー&投資家コミュニティ「Bull」© 2008 
FXテクニカル分析入門 - FX入門 - FXテクニカル検証 - 資産運・マネーの知恵袋