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石油精製能力 80%に回復へ
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- 東北関東大震災で設備が壊れたり、点検が必要になったため、地震のあと国内にある27の製油所のうち、横浜市の根岸製油所を含む、6つの製油所が操業を停止しました。経済産業省によりますと、21日の根岸製油所の稼働で、6つの製油所のうち、首都圏の3つの製油所がこれまでに操業を再開したことになり、ガソリンや軽油、灯油などの精製能力は、地震前の80%にあたる1日当たりおよそ390万バレルまで回復する見通しです。さらに、石油元売り会社は、西日本の製油所の稼働率を上げるなどして、東北地方や首都圏向けの石油製品の供給を強化しています。経済産業省は、これで、東北地方向けの燃料については、早ければ連休明けにも必要な供給量を確保できる見通しになったとしており、今後は、被災地のガソリンスタンドなどに迅速に輸送する態勢作りを急ぎたいとしています。一方、首都圏向けについては、数日のうちにガソリンなどが不足している状態は解消するのではないかと、経済産業省では話しています。
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