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みずほ銀行 システム復旧せず
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- 17日夕方からATM=現金自動預け払い機が停止した大手銀行の「みずほ銀行」は、システムが復旧せず、ATMが使えない状況が続いています。みずほ銀行は、復旧作業を急ぐ一方で、18日いっぱい、提携しているコンビニエンスストアなど3万か所余りの店舗外のATMでの取り引きを停止することを決めました。「みずほ銀行」は、17日午前に続いて、午後もシステムにトラブルが発生し、午後6時前から、全国のおよそ440の店舗と、提携しているコンビニエンスストアのATMで、現金の出し入れなど、一切の手続きができなくなりました。みずほ銀行は、復旧作業を進めていますが、依然、復旧のめどが立たず、ATMは使えない状況が続いており、復旧作業を急いでいます。また、システムトラブルによって17日までにおよそ50万件、金額にして6500億円の振り込みができておらず、予定されていた給与の振り込みなどに、遅れが出るおそれもあるなど、決済が滞る事態となっています。みずほ銀行の柏崎博久常務は17日夜、記者会見し、「今回は私どもの全くの不手際だ。見込みが甘かった」と述べました。みずほ銀行では、ATMが使えなくても、午前9時以降は、店舗の窓口で預金の払い出しなどに応じることにしています。ただ、滞った振り込みの処理を優先するため、窓口では新たな振り込みの受け付けを見合わせるなど、サービスが制限される見通しです。企業の場合、あらかじめ指定した期日に振り込みが行われなければ、遅延金などの損害が生じることもあります。みずほ銀行では、ATMが使えなくても、午前9時以降は、店舗の窓口で預金の払い出しなどに応じることにしていますが、18日いっぱい、提携しているコンビニエンスストアなど3万か所余りの店舗外のATMでの取り引きを停止することを新たに決めました。さらに19日からの3連休の対応について、みずほ銀行は、滞っている振り込みの処理を進めるため、全国のすべてのATMを停止させることを決めました。ただ、連休中も店舗の窓口営業は行い、10万円までの預金の引き出しには応じるとしています。みずほ銀行では、西堀利頭取が18日に記者会見し、システムの不具合を巡る今後の対応について説明することにしています。
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