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日本の危機対応に学べ!(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
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- 東日本巨大地震が発生した3月11日の午後、筆者は東京赤坂の高層ビルで、中国関連の戦略会議をしていた。前日の夜、北京から東京に帰って来ていた。伊豆半島という自然災害が比較的多い地域の出身であるが、1984年に生まれて以来、大きな地震を経験したことはなかった。2003年に北京に拠点を移した後も、自ら大地震を経験したことはなかった。 揺れた当初は、「あっ、地震だ」という反応くらいしか感じなかった。筆者も日本人だ。小さな揺れには慣れている。だが、だんだん大きくなってくると、焦り始めた。モノが落ちてきたり、電気が揺れたり、初めての経験であった。新しいビルの高い位置にいたから、余計に揺れたのかもしれない。

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