スポンサーリンク |
アジア新時代の国際連携〜シリコンシーベルト福岡の挑戦(石原昇の「21世紀の黒船たち」)
- 記事詳細
- 大陸を臨む玄界灘に面した福岡。古くは新羅や蒙古の襲来に備え防塁が築かれ、近代に入っては欧米列強に対する攘夷のため砲台が造られた。21世紀の今日、アジア新時代を迎え、撃退ではなく連携を目指し、新たな2つの研究施設が福岡で建設中だ。日本のあらゆる産業がアジア市場の取り込みを目指す中、産業のコメである半導体分野でも動きが活発である。今、最も熱い福岡の試みを紹介する。 伝説の地に現れた2つの研究施設 福岡県の西、糸島リサーチパーク。ここは魏志倭人伝に記された伊都国があったところだ。大陸とつながりのあった地に、「三次元半導体研究センター」と「社会システム実証センター」が完成間近である。4月のオープンを前に、半導体試験装置、解析機器などの搬入・据付が大詰めを迎えている。

スポンサーリンク |