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アメリカは本当にイラクから撤退するのか?(シークレット・ファイル ~ウィキリークスの機密文書)
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- チュニジアで始まった「ジャスミン革命」以来、エジプトにおけるムバラク政権の崩壊、リビア内戦と、中東は大動乱の時代に突入している。 そんな中で、今も5万人近い米軍が駐留を続けるイラクからの情報が最近極端に少なくなっている。時折自爆テロのニュースが報じられる程度で、アフガン戦争や反政府デモの報道に埋もれて、この国で何が起きているのかを示す情報がほとんど表に出てこなくなっている。 しかし、米国政府とイラク政府が合意した現行の安全保障協定では、米軍が2011年末までにイラクから全面撤退することが決められており、今年末にかけて中東のど真ん中に大きな力の空白が生まれることになっている。 ただでさえ不安定化が増している中東において、過去7年間存在した強大な軍事力がなくなるとすれば、地域全体に大きなインパクトを与えるおそれがある。

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