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冷めるサウジ‐米国関係、ナイジェリアにも火種(大竹剛のロンドン万華鏡)
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- カダフィ大佐が反体制派の退陣要求を拒否するなど、刻々と状況が悪化しているリビア情勢を懸念し、原油市場の動揺が続いている。「専門家に聞くオイル危機の深層」の第2回目は、英バークレイズ・キャピタルでコモディティー分析を担当するアムリタ・セン氏に話を聞いた。 彼女はリビアの内戦は長期化すると予測し、サウジアラビア東部で動乱が起きる可能性も懸念している。サウジと米国の関係がエジプトでムバラク政権が崩壊して以降、冷え込んでいることも要注意という。さらに、中東諸国の動向に世界の注目が集まる中で、実はナイジェリアも危ないと分析する。 (聞き手は大竹剛=日経ビジネス・ロンドン特派員) まず、リビアの状況をどう見ているか。

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