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アラブ民主化の嵐に、疲労困憊の中国メディア関係者(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
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- 本連載の前半戦の山場として「中国民主化への道」というテーマを取り上げている。前回コラム「中国で民主化を目指すと、彼は一生を棒に振る」では、中国における民主化は一筋縄には進展しないだろう、という個人的観測を紹介させていただいた。若者、特に大学生という歴史的に重要な役割を果たす人々が、民主化に対して「後ろ向き」になっているからだ。 中国が民主化すべきか、すべきでないか、どんな民主化が可能で、必要なのか、そのための具体的なアジェンダ、タイムテーブルはどうなのか、という問題は、連載のもう少し後で議論させていただきたい。 2月に入って以降、「アラブにおける民主化への波」が止まらない。チュニジアから始まって、エジプト、バーレーン、リビアに波及している。

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