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価格高騰ゴーストタウンは死なず(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
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- 昨年、日本人を含む4人の友人が投機用として北京に保有していたマンションを手放すことに成功した。築15〜20年くらいの物件で、排水管はぼろぼろ、室内の壁にひびは入っているわ、暖器(暖房)は効かないわ、床にひずみは出るわと、建築物自体の資産価値はゼロに近いと思われていた。それでも最悪の手抜き建築と言われた2008年の五輪前の建築ラッシュ時の建物ほどには構造的に欠陥がないこと、五環路の内側という立地の良さも手伝い、だいたい買値の3〜4倍くらいで売り抜けることができたそうだ。 もちろん、仲介業者が2割の仲介料を取ったとか、なかなか代金を振り込んでくれないので大げんかしたとか、代金として支払われた人民元をなかなか日本に持ち出せないとか、いろいろ問題はあったのだが、“姉歯マンション”以下の安普請物件にこんな値段がつくこと自体、日本では考えられないのだから友人としては喜ばしい。

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