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発行日時: 2008-6-17 7:01

【NY市場】金利先高観に一服感 ドル売りの動き

記事詳細
16日のNY為替市場はドル売りが優勢の展開となった。
前半は原油が反発していたことや、きょう発表になった NY連銀景気指数が予想以上に悪化していたことなど から、米債券市場も利回りが低下し、ドル売りを誘発 した。
ワシントン・ポスト紙が、バーナンキFRB議長はインフレ よりも原油高騰による世界経済の悪化を懸念しており、 FRBがインフレ抑制のため金融引き締めに踏み切る との憶測は完全な間違いなのではといったことがコラ ムの中で伝えられたことも、ドル圧迫要因となっていた ようだ。
バーナンキ議長と各地区連銀総裁に意見の相違がある のではといった指摘も聞かれていたが、ラッカー・リッチ モンド連銀総裁はきょうの講演で、インフレは許容でき ないほどの高さとしており、また、ドル安の潜在的インフ レへの影響について、著しいリスクとも述べている。
イン フレと景気のリスクバランスの変化により、適宜に金利 を変更する必要性も指摘していた。
後半になって、原油に急速に売りが強まり、下げに転じ たことから、ドル売りも一服するといった展開となった。
報道のコラムの真偽は別にして、きょうのNY連銀景気 指数の弱さなどを見ると、景況感の改善はまだ見られ ていない。
一部、年内0.5%までの利上げを織り込む動 きも出始めているが、現状からは時期尚早といえるの かもしれない。
しかし、原油が高騰しているのは事実で、 先週発表になった消費者物価はエネルギー、食品を含 む総合指数は前年比4.2%と、前回の3.9%から、再び 4%超の状態に戻している。
インフレ懸念が強いことは 間違いなく、利上げが無いと言い切るのも、これまた 時期尚早のようだ。
17日は米生産者物価(PPI)が発表され、非常に注目さ れる。
コア指数は前年比3.0%が見込まれ、前回(3.0%) 同様の結果が予想されている。
◆ドル円 108円は維持 200日線付近での攻防戦 きょうの海外市場はロンドン、NYともにドル売りが優勢 だったことから、ドル円も軟調に推移した。
NY時間に 入ると、経済指標が弱かったことで、一時107円台に 下落する場面も見られたが、下値では買い意欲もある ようで、108円台は維持した格好。
ロンドン時間の朝に108.55近辺まで上昇したが、それか ら伸び悩んでいる。
108.60/80水準に売り圧力が形成さ れているようだ。
109.00までにはオプション絡みの売り も多いとの観測も。
一方、下も107円台後半での買い 意欲も強い。
きょうの200日線は108.20/30水準にあり、その水準を挟 んで、神経質に攻防戦を繰り広げた。
市場の雰囲気としては、下値は堅いが、更に上値を追う には、今のところは慎重といった具合のようだ。
◆ユーロドル 10日線には拒まれたものの、堅調に推移 ユーロドルは堅調に推移した。
途中、伸び悩んだものの、 高値圏は維持した格好となった。
NY時間の朝方に弱い米経済指標の発表から、一時 1.5520近辺まで上昇する場面が見られた。
10日移動平均 線がその上に控えており、動向が注目されたが、きょうは 拒まれた格好となっている。
きょう発表されたユーロ圏の 消費者物価(HICP)改定値は速報値から0.1%上方改定 され3.7%と92年6月以来の高水準となっている。
ECBの来月の利上げは、ほぼ確実視され、市場は連続 利上げの可能性を探る動きとなっているが、きょうのHICP の高さから可能性が全くないというわけでもなさそうだ。
しかし、ECB理事は、現段階で、そこまでの利上げには 否定的なようだ。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=edab34c2048a3a361f4d1f231595d283 【NY市場】金利先高観に一服感 ドル売りの動きへの外部リンク
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