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発行日時: 2008-6-16 22:06

【ロンドン市場】 欧州通貨、インフレ懸念で買われる

記事詳細
週明けのロンドン市場は、早朝にドル円が108円台後半と 4ヵ月ぶりの高値水準へと上昇した。
その後は、欧州通貨に値動きの主導権が移り、ユーロおよび ポンド高の動きが継続した。
ユーロ買いはユーロ圏の消費者物価をめぐりインフレ懸念が 強まったことが背景。
ポンドも明日の消費者物価指数の発表を控えて、インフレを 織り込む動きが強まっていた。
後半は米株先物が軟化したことで円安の動きに調整もみられた。
◆ドル円、108円台での取引が続く ロンドン市場では、早朝にドル円が108.50台へと上昇、 一時108.59レベルと4ヶ月ぶりの高値を伸ばした。
その後の調整も108.20台までと108円台は維持された。
欧州株が前週末比プラス圏での揉み合いとなったことで 円売りに安心感が見られていた。
しかし、ドル円は欧州通貨高/ドル安と欧州通貨高/円安の 動きに挟まれて108.20-40での揉み合いが続いた。
後半は、米株価指数先物が米証券によりGEの投資判断引き下げ をきっかけに軟化、欧州株もマイナス圏へと反落したことから、 108.10台へと調整が入る場面もあった。
◆ユーロCPIめぐりユーロ買い強まる ユーロドルは、序盤に1.5350割れへと軟化したものの すぐに元の水準へと反発、さらに1.5440レベルと本日の高値を更新し、 先週末のアイルランド国民投票でのユーロ売りを消した。
トゥンペル・グゲレルECB専務理事は「インフレ率3.6%は警戒シグナル」 と述べており、上ブレに対する警戒感は強い。
5月ユーロ圏CPIは前年比が3.7%と予想を上回る一方、 前年比コアは1.7%と予想をやや下回った。
発表後はユーロ買いの勢いは一服する場面があったが、 再び買いが強まり、1.5440-50を上抜けるとストップを 巻き込んで上昇、1.5470レベルへと高値を伸ばした。
また、ユーロ円も167.70レベルへと上昇、6月9日の高値を上回り、 年初来高値を更新、07年10月15日以来のユーロ高円安水準となった。
◆ポンドドル1.96台に上昇、ポンド円は約5ヶ月ぶり高値水準 ポンドドルは1.95台前半の揉み合いから1.96台へと上昇し、 一時1.9650レベルへと高値を伸ばした。
また、ポンド円も212.70レベルと本日の高値を更新し、 2月27日以来、約5ヵ月ぶりのポンド高円安水準となった。
朝方発表された英CBI経済見通しではインフレは 08年第3四半期をピークに09年まで3%超の高水準を 続けるとの予測があった。
明日発表される英消費者物価指数の上ブレ観測もみられていた。
世界的に足元のインフレ懸念が高まっており、 各通貨で高インフレ指標を織り込む動きがみられている。
◆米リーマン 第2四半期、1株損失は5.14ドル 米リーマン・ブラザーズの第2四半期決算は、事前の見通し発表と 同様に、1株損失は5.14ドル、28億ドルの損失、と発表された。
同社株は発表直後に3.5%上昇となり、米株価指数先物もプラス圏を 回復した。
米経済指標の発表を控え、円相場の反応は軽微だった。
◆NY連銀指数予想を大きく下回る 6月のNY連銀製造業景気指数は-8.7と予想-1.5を 大きく下回る結果だった。
新規受注、出荷などの項目が低下していた。
ドル売りの反応が強まり、ドル円は108円を割り込み、 ユーロドルは1.5490台へと上昇している。
また、米株価指数先物も再びマイナス圏へと軟化している。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=74691d2e9ec6ff1036897ddb547fe400 【ロンドン市場】 欧州通貨、インフレ懸念で買われるへの外部リンク
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