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次の危機、震源は“不平等”(時事深層)
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- 世界中から約2500人の経営者や政治家などが集まったダボス会議。景気後退を乗り切った楽観ムードが漂う中、新たな危機が忍び寄る。その震源は、世界中で急速に広がる持つ者と持たざる者の“不平等”だ。 1月26日から5日間にわたって開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)は、大雪に見舞われた昨年から一転し快晴に恵まれた。まるで、スイスのスキーリゾートに集まった経営者や政治家などエリートたちの楽観ムードを反映するかのように。 リーマンショック直後の2009年の会議は、世界経済が崩壊の淵にあるという危機感が会場を覆い、昨年はギリシャ問題と金融規制に揺れた。だが今年は、「過去2回の会議のような切迫感はなかった」(野村ホールディングスの氏家純一会長)。

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