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米中“無血会談”の先に日本いばら道(ニュースを斬る)
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- 1月の胡錦濤・中国国家主席の訪米の評価はかなり難しい。しかし、今年1年の米中関係を規定する重要イベントでもあり、その意味をじっくり考えてみると、今後の日本の立ち位置を考える上でも極めて重要であることが分かる。 端的にいえば、米中はお互いの存在をより深刻に確認しあった。日本は、今後も継続する米中の厳しい駆け引き中で、その存在感が埋没していくかもしれないということだ。 合意ができないが、継続してつき合う そもそも、今回の米中の「緊張・対立含みの微妙な合意の確認」というようなニュアンスを文章にするのは技術が要る。1月21日付のフィナンシャルタイムズの社説、"No casualties from US-China summit"(米中首脳会談では血は流れなかった)というは、そのあたりをうまく表現している。

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