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アメリカとイギリスの物価
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サブプライム問題による金融市場の混乱をうけ
昨年後半から利下げを続けてきた米国でしたが、
インフレ圧力をうけて、一転して早期利上げ期待が強まっており
市場は9月までの利上げをほぼ織り込んだ形となっています。
先週金曜日には、消費者物価指数(CPI/5月)が発表され、 揺れの大きい食品とエネルギーを除いたコア部分が 前月比、前年比ともに事前予想と一致。
インフレ圧力の懸念も、とりあえず一服と言う形になりました。
ただ、CPI自体は、前回4月分も弱めの結果が出ており、 そうした中で米生産者物価指数の4月分が コア部分の前年比で1991年12月以来となる3.0%の大台に乗せたことで、 米国のインフレ懸念拡大に繋がった経緯があります。
そうした中で、今週火曜日には 5月分のPPIが発表されます。

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