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米5月コアCPI、落ち着く=原油高で全体指数は大幅上昇でも
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−最終的にはコアCPIの加速は不可避=8月にも利上げか−
【2008年6月15日(日)】 − 先週末(13日)、米労働省が発表した5月のCPI(消費者物価指数)は、全体指数が原油高を反映して予想を上回る高い伸びを示したものの、エネルギーや食品を除いたコア指数は落ち着いていることが分かった。
これは、原油や食料品の価格が急激に上昇しているものの、景気後退で需要が低下しているため、企業は自社の製品・サービスへの価格転嫁ができず、その影響がまだ、他の物価にまで波及していないことを示している。
ニューヨーク株式市場では、コア指数が落ち着いた動きとなったのを好感して、買い安心感が広がり、ダウ工業株30種平均は前日比165.77ドル(1.37%)高の1万2307.35ドルに急騰して引けている。

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