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共産党の政策を「拉致」するネット世論のうねり(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
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- 初回コラムでは、中国社会のこれからを探る上で重要な役割を果たすであろうポイントを挙げた。共産党のガバナンス力(トップダウン、上からの抑え込み)とネットメディアブログや掲示板機能を持つポータルサイトなどの普及(ボトムアップ、下からのうねり)のぶつかり合いである。共産党は数万人にも上るネット監視員を投入し、インターネット上の反体制的な言論を24時間体制で監視、削除している。監視システムを日増しに強化している。 一方、4.5億人を超えたネットユーザーたちの活発で、相互的な議論は、自然発生的に拡大、深化している。前回コラムでは、特に「エリート」と呼ばれる中国の若者が、インターネットを通じて旺盛にインテリジェンスを展開している現状を紹介させていただいた。

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