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第4話 日本的経営は歴史的使命を終えた(草野耕一のあまり法律家的でない法律論)
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- (前回から読む) 会社法的企業観と日本的企業観 「株主価値を最大化せよ」、それが会社法の求める企業経営の根本規範である。しかし、多くの日本人はこの主張に反感を覚えるのではないだろうか。多くの日本人が求める「正しい企業」とは、消費者に奉仕し、地域社会に貢献し、そして何よりも「社員(※1)」すなわち従業員に対して生活の基盤と生き甲斐を与える組織である。以下、このような組織を目指す経営を「日本的経営(※2)」、そのような組織を理想とする企業観を「日本的企業観」と呼び、会社法の理念に則った経営および企業観を、それぞれ「会社法的経営」および「会社法的企業観」と呼ぶことにする(※3)。 念のために言っておくが、会社法的企業観が優勢であると思われがちな米国においても企業に関わる人々の大多数にとって株主価値などはあずかり知らぬ世界の話であろう。
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