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【東京市場】ドル円107円台後半へ水準切り上げ、108円台を視野に
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11日の東京市場では海外市場からのドル高・円安推移が継続。
一時は冴えない動きだった株式市場が切り返す動きとなるなか、 ドル円は107円台後半まで上昇した。
◆ドル円こう着状態から脱出、107.75レベルまで上昇 東京午前のドル円は107.29-45レベルの非常に狭い範囲内で推移。
その後、107.50レベルのオプションバリアーを消し、ストップを 絡める動きとなり107.75レベルまで円安・ドル高が進んだ。
ただ、上値は本邦勢のドル売りが抑えた。
◆クロス円も円安の動き ユーロ円は165.90レベルから166.75レベルまで上昇。
ポンド円は209.60レベルから210.60レベルまで堅調に推移した。
一時100円超の上げ幅となった日経平均がマイナス圏に沈んだものの、 円買いの動きはみられず、クロス円は終盤にかけて円安推移となった。
◆ユーロドルにモデル系ファンドの買い ユーロドルは1.5450レベルから1.5485レベルまで上昇後、伸び悩み。
モデル系ファンドのユーロ買い観測がある中で水準を切り上げたが、 ドル買い・円売りが優勢となり、押し戻される格好となった。
ポンドドルは1.9527-55レベルで推移した。
◆豪Westpac消費者信頼感指数は1992年12月以来の低水準 豪ドル/ドルは豪Westpac消費者信頼感指数の結果を受けて 0.9438レベルまで下落。
ただ、0.9430-40レベルで豪輸出企業の 豪ドル買いが観測されていたほか、昨日に続きアジア系中銀の 買いの噂もあり、下値が支えられた。
◆5月の米小売売上高は自動車を除き前月比0.6%増 米スペンディングパルスによると、5月の米小売売上高は自動車を 除き前月比0.6%増となった。
ただ、ガソリン販売が結果を押し 上げており、消費の基調の弱さを示す格好となった。
*スペンディングパルスは、マスターカード傘下 マスターカード・アドバイザーズの小売り調査部門。

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