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発行日時: 2008-6-11 6:50

【NY市場】金利先高観強くドル買い続く

記事詳細
10日のNY為替市場はドル買いの動きが継続した。
東京時間に バーナンキFRB議長のインフレ警戒を重視したタカ派な発言が 伝わっていたこともあり、市場には利上げ期待が高まっている。
きょうも米国債利回りは上昇、政策金利に敏感な2年債は一時 24ベーシス上昇する場面も見られた。
また、米FF金利先物市場では8月FOMCでの利上げ確率が据え 置き確率を上回り、9月FOMCでは約85%まで利上げ確率が上 昇するなど、年内利上げをほぼ織り込む動きまで出ている。
原油が反落していたことも手伝ってドルは買いが強まり、ユーロ ドルは1.54台半ば、ドル円は107.40近辺まで上昇した。
◆ドル円は108円台視野に 金融株の買い戻しもフォロー ドル買い優勢の展開から、ドル円は107円台に上昇した。
107.20/30水準には売り圧力も観測され、序盤は金融株も軟調 に始まったことから、106円台に戻す場面も見られた。
しかし、 次第に株価も戻す展開となったことから、ドル円も107円台に 再び上昇している。
一時88ドル高まで上昇したダウ平均は、その後、急速に伸び悩 んだが、ドル円は107.40近辺の高値圏での取引が続いた。
ダウ 平均は伸び悩んでいるが中身が違い、シェブロンやエクソンモ ービルといった石油関連株がダウ平均を押し下げており、警戒 されているJPモルガン、シティGといった金融株はしっかりとした 動きをしており、リスク回避的な雰囲気は出ていなかった。
ドル円はいよいよ108円台が視野に入ってきた。
目標としては 200日移動平均線(本日108.40)水準であろう。
この水準は 2月のリバウンド局面で、上値を抑えられた水準でもある。
もし 200日線を上抜けるようであれば、サブプライムローン問題への 懸念が本格化した昨年夏以来となる。
◆ECBはタカ派継続も、ユーロドル軟調続く  ユーロドルは軟調に推移した。
原油も下げ、警戒されていた 金融株の動きも落ち着いていることで、米金利先高観からの ドル買いの動きが、ユーロドルの売りを活発にした。
ただ、ECBはタカ派姿勢を強調している。
ウェーバー独連銀総裁 は物価安定が最重要課題と述べ、またオルファニデス・キプロス 中銀総裁も、困難な時ではあるがインフレは更に重要と述べて おり、ECBの来月の利上げ観測は強い。
ただ、市場は利上げに ついては一旦織り込り込んだ様子も出てきており、年内連続利上 げがあるかどうかを探る動きも出てきているようだ。
今のところは そこまでの期待感も強くは出ていない。
きょうの下げで先週末の米雇用統計の上げを完全に失っている。
下値の目標は先週木曜日のECB理事会後のトリシェ会見前の 水準である1.5400水準辺りになりそうだ。
◆カナダ中銀の予想外の据え置きにカナダ買い強まる きょうはカナダ中銀の政策金利の発表があったが、予想外の据え 置きとなった。
世界的にインフレ懸念から利上げ期待が強まって きており、声明では利下げ打止めを示唆して来るのではとの期待 はあったものの、政策金利は引き下げるだろうと思われていた。
市場関係者は、ほぼ全員利下げを予想していただけに、かなりの ビックサプライズとなったようだ。
ドルカナダは1.0300近辺から1.0200近辺に一気に下落、またカナダ 円も103.50近辺から105.00近辺に一気に上昇した。
カナダの消費者物価は3月には1.4%まで低下していたが、4月は 1.7%に上昇、来週発表される5月分は1.9%が見込まれており、 インフレ懸念は再び高まってきている。
米FRBの金融政策も転換 に向かう中、カナダも追随したようだ。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=f59d3f4441cc4e6a4d3419998392d8ef 【NY市場】金利先高観強くドル買い続くへの外部リンク
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